タシケント:9日に行われたAFC U-16選手権グループDの最終戦、サミ・アル・ナシュ監督は慎重に立てたプランがパーフェクトに進み、イエメンがディフェンディングチャンピオンの日本を2-1で下すドラマティックな試合を生んだと喜んだ。
日本が52分に内田達也のゴールで先制したが、キャプテンのモハッメド・アル・シャムシのPKによるゴールでイエメンが追いついたとき、この試合はキックオフ前に既に準々決勝進出を決めていた日本がグループ首位、イエメンが2位となるドローになると思われた。
しかし、後半ロスタイム5分にアーメド・アル・バイドハニが高木義朗のチャレンジを退けて強烈なシュートを突き刺し、勝ち越したイエメンがグループ首位となって12日の準々決勝ではグループC2位のサウジアラビアと、日本はグループC首位のオーストラリアと対戦することとなった。
「日本はディフェンディングチャンピオンでウズベキスタンでも優勝候補の一角なので、次のステージに進むためにも守備をしっかり固めるようプランしていた」とアル・ナシュ監督は語った。
「日本は攻撃的なチームで、最初の10分か15分間で先制ゴールをあげているので、我々はしっかり守ってハーフタイムを無失点で迎えるべく臨んだ。もちろん、チャンスがあれば攻撃すると言っていたが、まずは守備を固めることに重点を置いた。」
「後半はまず15分を耐え、そうすれば日本がフラストレーションを感じるだろうから、底でアドバンテージを得られることを狙っていた。」
「我々の目標はグループ1位にせよ2位にせよ、次のステージに進むことだったが、ラッキーにも1位で突破することが出来た。」
一方、マレーシアを4-0、UAEを6-1の大差で下してきた日本の池内豊監督は、シンプルに良いチームに敗れたと認めた。
「この試合にも勝ちにいったが、イエメンは我々よりも良かった。我々は普段どおりに勝つために戦った」と池内監督は述べた。
「どの試合も勝ちたいが、イエメンの攻撃は我々の守備を上回っていた。」
この敗戦にもかかわらず、池内監督は日本が彼らの目標であるU-17ワールドカップへの出場権を得られると強調し、準々決勝進出を決めていたので数名のプレーヤーを休ませたとした。
「どの選手も、どの相手とも対戦できる準備が出来ている。彼らはともに戦うチームのメンバーであり、プレーできなければ決して選ばれることはなかっただろう。」