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アデレード:27日の準決勝で惜しくも敗れた2チーム、日本と北朝鮮は30日にハインドマーシュスタジアムで3位決定戦を行う。これは、今大会でのアジアの3位を決めることと同時に、2007年に中国で開催されるFIFA女子ワールドカップへの出場権を決めるための重要な一戦。 ワールドカップへのアジアの枠は2.5だが、ホスト国の中国は今大会の成績にかかわらず出場が決まっているため、実質ベスト4に入ったチームにはワールドカップのプレーオフへの出場の権利は最低保障されていた。 しかし、27日の準決勝で中国が北朝鮮を1-0で下して決勝に進出したため、同じく日本を2-0で下していたオーストラリアが世界最速でW杯への1つめの出場権を獲得し、もう1席が未定となり、3位決定戦の勝者がアジアからの2番目のチームとして出場権を獲得することとなった。 4位となったチームはCONCACAFとのプレーオフにまわることになる。 FIFA女子ワールドカップへは日本は第1回から4大会連続、北朝鮮も第3回大会から2大会連続で出場を果たしているが、ともに世界の舞台でグループリーグを突破したことはない。 最新FIFAランキング(2006年5月)では北朝鮮は7位でアジアトップ、日本は同13位で中国に次いでアジア3位となっている。 グループリーグでそれぞれトップとなっていた北朝鮮(グループB)と日本(グループA)が3位決定戦に回ったことからも、この大会の上位チームの実力が非常に接近していることが理解できる。 オーストラリアとの準決勝、「リーチの違い、そして迫力が思った以上にあった」と大橋監督が語るように、日本は本来の緻密なパスワークや豊富な運動量、組織された守備といった特徴を十分発揮できないまま、前半で2失点を喫し、プランどおりの戦いができなかった。4月にマレーシアで開催されたAFC U-19女子選手権でも3位決定戦で涙を呑む結果となり、FIFA U-20女子選手権への出場権を得られなかったことのリベンジを果たすべく、入賞を狙う。また、永里優季は得点王争いでもトップのジュン・ジュンスク(7点)に次いで通算6得点を挙げているため、個人賞を狙えるチャンスもある。 一方、3連覇を狙っていた北朝鮮は中国の18歳のストライカー、マー・シャオシューの一発に沈んだ。試合終了直後の騒動によって正GKを始め3選手を欠くことになるこの試合、どれだけほかの選手でその穴を埋められるかがポイント。センターバックのソヌ・キョンスンの守備力ももちろんだが、特に右サイドバックのソン・ジョンスンは再三サイドを駆け上がり、その豊富な運動量と正確なクロスで高い攻撃能力を誇っていただけに、彼女の欠場は北朝鮮にとって非常に痛いものとなりそう。 キム・クゥワンミン監督は「日本はアジアの最強チームの1つだが、対戦するとしても特別なプランは立てないし、通常通りの準備をするだけだ。」と大会の早い段階で述べていたが「永里や澤、安藤、大谷など、注意すべき選手はいる。」と日本への印象を語っていた。 この両チームの過去の対戦成績は1990年の初戦以来11試合で北朝鮮の8勝2敗1分と北朝鮮が優位に立っている。最近の対戦は東アジア連盟(EAFF)女子サッカー大会の2005年8月1日の試合で北朝鮮がリ・ウンスクの唯一の得点で勝利を収めていた。
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