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シンガポール:中央アジアからのダークホース、タジキスタンは今回のAFC U-17選手権で初出場ながら決勝への進出を虎視眈々と狙っている。 この夢を実現するためには、前回大会2位の北朝鮮を14日に行われる準決勝で破らなければならない。これは、非常に高いハードルだ。 タジキスタンと北朝鮮のこのレベルでの対戦は今まで一度もない。 準々決勝でタジキスタンは韓国を唯一のゴールで下してベスト4進出を決めていた。この勝利によって、タジキスタンは来年韓国で開催されるFIFA U-17ワールドカップへの出場権も獲得。 一方、北朝鮮はディフェンディングチャンピオンの中国を2-1で下して前回大会決勝でのリベンジを果たした。 タジキスタンは今大会で唯一、4連勝を飾っているチーム。グループリーグ初戦で西アジアの強豪イラクを1-0で、第2戦ではIRイランを2-1で下し、グループリーグ最終戦ではイエメンとの接戦を4-3で制した。 そして、準々決勝で韓国を破り、5試合目の対戦相手はもう1つの‘コリアン達’。 タジキスタンのプロド・コディロフ監督はこのフェアリーテールが続くことを望みつつ「準決勝で弱いチームは1つもない。そして、全4チームの目標は同じ-決勝に進み、優勝することだと確信している。我々も例外ではない。我々はまだ向上しており、北朝鮮を破るために全てを出し切るつもりだ。」 「我々は韓国を圧倒して下した。北朝鮮を下せない理由はないだろう。初出場でFIFA U-17ワールドカップへの出場を決め、今、自信も大いにあるし、恐れるものは何もない。」 「とにかく、世界大会への出場と言うターゲットを達成したので、これからのことは我々にとってボーナスのようなものだ。」 コディロフ監督のチームにけが人はなく、選手たちも前評判を覆そうとモチベーションは高いが、北朝鮮への警戒も緩めてはいない。 「カウンターアタックを使ってプレーするつもりだ。北朝鮮のスタイルはスピードと技術、フィットネスを重視する韓国とさほど差はない。」 タジキスタンの中核をなす選手たちは‘オリエノ’と言う名で知られ、タジクリーグに参加しているナショナルジュニアチームに所属している。オリエノを率いるノシル・ホミドフ監督はAFC U-17選手権でコディロフ監督のアシスタントを務めている。 「オリエノの選手たちはファイターとして有名だ。彼らの団結は強く、成功を強く望んでいる。」 4-4-2の布陣を採用しているタジキスタン、通算4得点で目下大会得点王のダヴロンゾン・トゥクタスノフ(オリエノ所属)を擁し、北朝鮮のディフェンスに挑戦する。 準々決勝で唯一のゴールを挙げたミラリ・ムロドフも、北朝鮮を苦しめる選手の一人となりそう。 10人となりながらもディフェンディングチャンピオンの中国を破った北朝鮮も勝利への自信を見せる。 大会初戦ではサウジアラビアに敗れたものの、4-4-2の布陣でカウンターを多用する北朝鮮は第2戦のミャンマー戦では6-2と大勝し、ベスト8にコマを進めていた。 北朝鮮の最大の武器はキャプテンのアン・イルボン、オ・ジンヒョク、リ・ミョンジン、リ・サンチョルで構成される‘マジカルスクエア’。 中国との試合で決勝点をマークしたゲームメーカーのオ・ジンヒョク、ストライカーのリ・ミョンジンはそれぞれ3試合で3得点を挙げている。一方、リ・サンチョルはミャンマー戦で2得点、アン・イルボンは初戦のサウジアラビア戦で先制ゴールをあげていた。 けが人のいない北朝鮮のキム・ムンチョル監督は楽天的な姿勢で「この年代の大会では全てのことが起こりうる。とにかく、若い選手たちには波があるのだ。」 「中国への勝利は世界の舞台を与えてくれた。我々は栄光に向かって突き進むのみだ。」 「ベスト4に進んだ全てのチームはそれぞれの素晴らしい部分がある。しかし、我々はもう1つ他より優れた重要なものを持っている。我々の野望は最も強く、最もハングリーだ。さらに、我々は非常にフィットしている。」
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