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シンガポール:14日にジャランベサルスタジアムで行われたAFC U-17選手権準決勝の第2試合、北朝鮮が初出場のタジキスタンを3-0で下して17日の決勝への進出を決めた。 決勝で北朝鮮は、準決勝第1試合でシリアを2-0で下した日本との東アジア勢同士の対戦となった。一方、タジキスタンはシリアとの3位決定戦に臨む。 キャプテンのアン・イルボンが2得点をあげ、タジキスタンの快進撃を食い止めた。また、リ・サンチョルも1点を追加し、北朝鮮が完勝。 準々決勝で北朝鮮はディフェンディングチャンピオンの中国を延長戦の末2-1で、タジキスタンは韓国を1-0でそれぞれ下していた。 タジキスタンにとって、前半で既に北朝鮮に2点のリードを許し、ほぼ試合が決まったかと思われた。 東アジアのチームは素晴らしい組織とパス回しで開始45分間でタジキスタンを圧倒、2得点をあげた以上に攻め続け、これまでの4試合で通算8得点の攻撃的なタジキスタンが放ったシュートをたったの1本に抑えた。 大会得点王の1人、ダヴロンジョン・トゥクタスノフもこの試合ではこれまでの生き生きとしたプレーが影を潜めていた。 これは、北朝鮮とは全く対照的な様相を呈していた。北朝鮮はその体力をフルに生かして走りまくり、どこからでも恐れずにシュートを放った。キャプテンのアン・イルボンを始め、オ・ジンヒョクも何本もシュートを放ち、タジクの意味ある動きのなかで結果につながるような有効なボールポゼッションを全く許さなかった。 4分にハン・ヒョクが放ったシュートがタジクゴールの上に突き刺さって先制か思われたが、タジクGKミラリ・ムロドフが弾いた。 明らかに調子を落としていたムロドフは18分、不注意なプレーから先制ゴールを許しそうになった。ゴールから飛び出したムロドフを見て、リ・ミョンジンが技ありのロビングを放ったものの、ムロドフが何とか戻ってセーブ。 その4分後、パク・ジソンからのパワフルなシュートを弾き、ムロドフも調子を取り戻してきた。しかし25分、左サイドのパク・ジソンからのクロスに中央で合わせたアン・イルボンの強烈なヘディングシュートを防ぐことは出来ず、先制ゴールを許した 37分、北朝鮮は再び歓喜する。リ・サンチョルの25ヤードからのシュートをムラドフが防げず、ボールは彼の手からこぼれてゴールに吸い込まれた。 それまで全く北朝鮮ゴールに迫ることが出来なかったタジキスタンが1本目のシュートを放ったのは44分、韓国との準々決勝のヒーロー、ファルコド・ヴァシエフがフリーとなってシュートを放ったが、ボールは北朝鮮GKのオ・ムンソンの正面。 後半にも北朝鮮は攻撃の手を緩めず、53分にアン・イルボンが15ヤードの位置からのパワフルなシュートで自身の2点目となるチームの3点目を決め、試合を決定付けた。 北朝鮮のキム・ムンチョル監督は勝利への喜びと成果を語った。「初戦では黒星(サウジアラビアに1-2)だったものの我々は時間が経つにつれて調子を上げた。選手たちの奮起を嬉しく思い、彼らの今日までのパフォーマンスを誇りに思う。」 決勝でのライバルについて、キム監督は厳しい戦いになるだろうと予想し、「日本はイージーなチームではない。しかし、我々の準備は出来ている。日曜日の試合は厳しいものとなるだろう。」と述べた。 「北朝鮮はフィジカルでもメンタルでも非常に強いチームだった。今日は力が上のチームに負けた。」とタジキスタンのプロド・コディロフ監督は語った。 「前の韓国との試合で力を使い果たしてしまい、リカバーが間に合わなかった。」
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