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シンガポール:17日にジャランベサルスタジアムで行われたAFC U-17選手権3位決定戦の試合、初出場でベスト4入りの快挙を成し遂げたタジキスタンがPK戦の末シリアを下して3位となった。 90分を終えた時点で2-2の同点としていた両チーム、30分間の延長戦でどちらも1得点ずつを挙げ、勝敗の行方はPK戦に持ち込まれていた。 シリアの3人目のキッカーとなった途中出場のモハッマド・ギニスの蹴ったボールがゴールポストの上を越えて失敗。それ以外の選手は全て決め、PK戦を5-4で制して合計8-7のスコアでタジキスタンがすばらしい記録を達成した。 雨の中行われた試合、前半はそれぞれ1点ずつを記録。フリーとなったタジキスタンのファトクッロ・ファトクロエフが28分に角度のないところから放ったシュートが決まった。シリアGKアーマド・マドニアを含めた誰もが打たないと思っていた場所からのトライがサプライズの先制点をもたらした。 シリアも前半ロスタイムにアブドゥル・アルラーマン・アル・マスリからのCKをタジクDFがクリア。そのボールがシリアの得点王、フリーのモハッマド・ジャーファルの足元にこぼれ、GKミラリ・ムロドフの守るゴールにシュートを突き刺して同点に追いつき、ハーフタイムを迎えた。 プレッシャーのない試合、前半は両チームとも攻撃的で互角の戦いを見せた。 49分、ソライマン・ソライマンの得点でリードを奪った。ゲームメーカーのジアド・アジョウズからのCKをゴール前の混戦の中、シリアプレーヤーが倒された。オーストラリア人ベンジャミン・ウィリアムス主審は躊躇なくペナルティスポットを指し、これをソライマンが蹴ったシュートはムロドフに止められたが、タジキスタンの選手数名がキックの前にペナルティエリアに侵入したとしてやり直しが命じられた。ソライマンに代わって蹴ったアジョウズがこれを確実に決め、2-1とした。 タジキスタンが65分に同点ゴールを決めたかと思われた。ファルコド・ヴァシエフの20ヤードの距離からのキックはマドニアがパンチングでセーブ。しかし、これで得たCKをゴール前の混戦からマドニアがつかみ損ね、こぼしたボールをゴールエリアのすぐ外からクルボナリー・ソビロフが押し込んで同点とした。 78分にシリアはアル・マスリが2枚目のイエローカードで退場となり、10人と不利な状況になった。その後、タジキスタンが猛攻に転じ、82分にダヴロンゾン・トゥクタスノフが、86分にはアブドゥカユム・カラバエフがそれぞれ強烈なシュートを放ったが、いずれもゴールの枠を捉えることはできず、そのまま延長戦に突入した。 延長で人数の少ないシリアはプレッシャーがかかっているものの、93分にモハッマド・ジャーファルがアジョウズからのFKに頭で合わせてリードを奪った。 ジャーファルはこの得点で大会通算得点を6に伸ばし、単独トップに立った。 ネバーギブアップのタジキスタンは114分に右CKを中央で頭で一人が折り返したところをカラバエフが頭でさらに押し込んで同点ゴール、勝敗の行方はPK戦に持ち込まれることとなった。 タジキスタンのコディロフ監督は初出場ながら3位の好成績を喜びつつ「私は選手たちを誇りに思う。初出場で3位に終えたことによって、彼らは我々の国に栄誉をもたらしてくれた。夢の実現だ。タジキスタンの誰もがいまやホリデームードだ。これが、どれだけ我々がハッピーかということをあらわしている。」と語った。 「この成績はタジキスタンのサッカーが力を上げてきていることを証明し、これを広めることが出来た。我々は正しい方向に動いており、我々の育成への働きが成果を生み始めてきたのだといえるだろう。」 シリアのモハッマド・アル・ジョマー監督はGKへの失望を隠さず、「(GKの)マドニアは今夜、彼のベストではなく、多くのミスを犯した。しかし、今大会で大きな力の向上を見せたモハッマド・ジャーファルへは称賛を贈りたい。彼は通算6得点をあげ、得点王になる大きなチャンスがある。」
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