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コルカタ:12日にソルトレークスタジアムで行われたAFCユース選手権2006の決勝、北朝鮮が優勝候補の日本をPK戦で5-3で下し(延長戦を終えた時点で1-1)、優勝。 大分トリニータのスター、梅崎司が日本の1人目のPKを失敗、一方、北朝鮮はチェ・ミョンホ、ジョン・クヮンイク、リ・クヮンヒョク、ジョン・チョルミン、そしてリ・チョルミョンが決めた。日本はマイク・ハーフナー、伊藤翔、田中亜土夢が決めたが、北朝鮮5人目のリ・チョルミョンが決めた時点で北朝鮮の優勝が決まった。 北朝鮮のジョ・トンソプ監督はこの勝利を自国の人々にささげると語り、「トロフィーを勝ち取れたことを嬉しく思うが、来年のFIFA U-20ワールドカップでも良いパフォーマンスを続けなければならない。グループCの初戦では日本に0-2で敗れたが、今日の試合前に選手たちには、一つの心とチームワークを持って戦うようにと話した。個人の輝きはチームとしての働きに勝ることはない。」とした。 PK戦が導入されていなかった1976年に北朝鮮はイランとの決勝戦を0-0で終え、両者優勝となっていた。1990年にも決勝に進んだものの、韓国と規定時間を0-0で終え、PK戦に3-4で敗れて準優勝に終えていた。 長く本大会の舞台から遠ざかっていた北朝鮮、今大会の予選大会で日本と同組となっていた。予選では日本に0-1で敗れて東アジア地域の予選グループの2位のベストチームとなってアセアン予選の2位のベスト、ミャンマーと本大会出場をかけてプレーオフを戦う予定になっていたが、ミャンマーが辞退したため、本大会出場を16年の空白を経て決めていた。 リ・チョルミョンが3分に北朝鮮の先制ゴールを決めたが、日本も柏木陽介が34分に決めて同点に追いついた。延長戦を戦って120分間で決着がつかなかったことから、優勝を決するため、勝負はPK戦に持ち込まれた。 キックオフのホイッスル直後からいきなり快調な動き出しを見せた北朝鮮、3分にリ・チョルミョンが日本のGK林彰洋が前に出ているところを見たリが良い判断で遠い位置からロビングでのシュートを放ち、林も懸命に戻るがボールは日本ゴールに吸い込まれ、北朝鮮が先制。 日本が序盤にばたばたする間に北朝鮮は良いコンビネーションを見せて効果的な攻撃を繰り返した。14分にも北朝鮮はプレッシャーをかけ続けて再びゴールチャンスを得たが、ユン・ヨンイルのボレーシュートは日本ゴールの枠を外れた。 徐々に調子を取り戻した日本がその3分後、同点のチャンスを得る。森重真人が北朝鮮ゴール前での混戦からボールを押し込もうとしたが、北朝鮮DFユン・ヨンイルが何とかクリア。 26分、今度は北朝鮮のチャンスかと思われた場面。今大会MVPに輝いたキム・クミルがペナルティエリア内でボールを持ち込んだところを日本の青山隼に倒されたが、北朝鮮のアピールにもかかわらず、クウェートのカセム・シャバン主審はPKの判定を下さず。 日本は34分に同点に追いついた。バンガロールでのグループリーグ初戦の北朝鮮との試合でも得点していた柏木陽介が相手ペナルティエリア付近のやや右よりの位置で北朝鮮のマーカー、パク・ナムチョルとリ・チョルミョンをかわして難しい体制から左足でのシュートを放ち、これが北朝鮮ゴール右下隅に決まった。 56分、ユン・ヨンイルの放ったロビングシュートはクロスバーに嫌われ、パク・チョルミンのヘディングは日本GK林に弾かれた。その2分後、梅崎司のパワフルなシュートは北朝鮮GKジュ・クヮンミンがセーブ。 日本の吉田靖監督は前線の強化策として森島に代えて横浜F・マリノスのマイク・ハーフナーを、さらに75分には青木孝太に代えて伊藤翔をピッチに送り込んだ。 77分、日本のFKからの森重真人のヘディングシュートはクロスバーに跳ね返り、こぼれ球をマイク・ハーフナーが押し込めず、なかなかゴールが奪えない。 87分にはキム・クミルが日本ゴールに迫った。ペナルティエリア付近からのキムのボレーシュートは林がセーブ。 延長戦で北朝鮮は昨年のAFC年間最優秀ユースプレーヤーのチェ・ミョンホをピッチに送り込んだ。彼もペナルティエリア内で林と1対1の絶好の得点機を得たが、チェの放ったシュートはゴールの枠をそれた。 延長前半終了間際、キム・クミルがヘディングシュートを放ったが、ボールは林の正面。 PK戦について、北朝鮮のジョ・トンソプ監督は「韓国と日本のPK戦となった試合を見た。あの試合で韓国は多くのミスをしたので、私は選手たちにあのようなミスをしないようにと言った。」と語った。 日本の吉田靖監督は「負けてしまったことは残念だ。6度目の挑戦もアンラッキーだった。北朝鮮は非常に良いプレーをしたし、私はこの結果を受け入れる。」と語った。 「2試合連続で120巻の戦いをすることは選手にとって難しいことだ。彼らは終了間際、かなり疲れていた。」 AFCユース選手権2006の個人賞の1つ、得点王は韓国のシン・ヨンスンに、またフェアプレー賞は北朝鮮に贈られることとなった。
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