|
クアラルンプール:10日にMPPJスタジアムで行われたAFC U-16女子選手権グループAの第2戦、韓国が短時間で決めた3点によってオーストラリアを3-1で下し、ベスト4進出への望みをつないだ。 8日の第1戦で中国に1-3で敗れていた韓国だったが、この勝利によってベスト4進出にかなり近づいた。 しかし、オーストラリアも12日に行われるグループリーグ最終戦で中国を3点差以上で下せば、まだまだベスト4進出への望みをつなぐことが出来る。 韓国のキム・ヨンホ監督は8日の前半の3失点による中国への敗戦後、この勝利をもたらしチームのパフォーマンスに満足した様子。 「試合前に話していた戦術がことごとくうまくいった。中国への敗戦をしっかりばねにし、今日はかなりよくプレーできた。」とキム監督は語った。 「全選手に話をし、何をすべきかを理解していた。彼女たちはベストを尽くし、私は彼女たちの敗戦からの立ち直りを見ることが出来て非常にうれしく思う。」 オーストラリアのマイケル・マーヴェイ監督も敗れたものの選手を誇りに思うとした。 「選手たちは非常に良くやった。ディフェンスの2,3のほころびが敗戦の原因となった。韓国は非常に強いチームだった。彼女たちとは1月に対戦していたが、今日の試合も厳しいものになるだろうと予想はしていた。」 「2、3度の決定機を作り出し、それをきっちり決めることができていたら今日の試合は違ったものになっていたかもしれない。しかし、選手たちはベストを尽くしたので、私とオーストラリアのためにプレーしてくれるこのチームを指揮することが出来て私はハッピーだ。」 この試合に必ず勝たなければならないがけっぷちの状況にいた韓国は序盤から攻撃を仕掛け、オーストラリアはキックオフのホイッスル直後から自陣で試合が展開されることが多くなった。 オーストラリアのGKキャセイ・ドゥモットは19分、26分に韓国の選手(キム・ダソム、イ・ヒュンヨン)との1対1の場面を迎えたものの、好セーブを見せて韓国の得点を許さなかった。 そして、なんとか自陣からボールを運び出そうとオーストラリアは賢明なプレーをするも、38分、ソフィー・ホグベンがFKからのこぼれ球を拾った味方からのパスを受け、韓国ゴール目前からシュートしたものの、韓国GKジュン・ボラムががっちりセーブ。また、その3分後にもオフサイド崩れからボールを韓国ゴール近くまで持ち込んだジェンナ・キングスレーがシュートを放ったが、これもジュンが好セーブを見せてオーストラリアの得点を許さなかった。 43分、韓国DFのバックパスをジュンが手で取ってしまったため、オーストラリアが韓国ペナルティエリア内で間接FKのチャンスを得た。しかし、少し出されたボールをサイモンが大きく蹴ってしまい、このチャンスをものにすることは出来なかった。 前半終了間際に攻勢に立ったオーストラリアだったが、この試合の主導権を握っていた韓国が待望の先制点を決めたのは50分。 オーストラリアDF裏を狙ったパク・ヘヨンが右サイドに抜け出し、懸命なドゥモットのセービングの届かないところへきれいに決めた。 先制ゴールを奪われたショックから立ち直っていないオーストラリアに追い討ちをかけるようにわずか2分後、今度は右CKから中央に上がったボールにキム・ジュンギンが頭で合わせて2点目を叩き込んだ。 韓国はさらに58分にイ・ヒュンヨンがオーストラリアDFの裏に抜け出してスルーパスを受け、ドゥモットの頭上を抜くシュートを右足で決めて3点目とした。 しかし、オーストラリアもどのスポーツにおいても有名な決してあきらめないスピリットを見せ、その2分後に1点を返した。 中央に上がってきたクロスをサイモンが頭でわずかにそらし、ジュンの守るゴールにボールが吸い込まれ、韓国の60分間の優勢にピリオドを打ったかに思われた。 ところが、韓国も2点のリードからくる余裕もあってか、そのまま2点差を守りきって勝利を収めた。 グループAの最終戦、オーストラリア対中国の試合は12日に行われる。
|