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重慶:10日に重慶オリンピックスポーツセンタースタジアムで行われたAFC U-19女子選手権の試合、8分間に挙げた2得点によってこの年代の世界チャンピオンの北朝鮮が日本を3-1で下し、グループAを首位に終えた。 日本の與山このみが16分に挙げた先制ゴールにチャ・フナムの25分のゴールで追いついた北朝鮮は62分と70分にラ・ウンシムとリ・ジョンシムが加点、勝利を確実にした。 この勝利によって北朝鮮はグループステージを全勝で抜け、10月13日に行われる準決勝では開催国の中国と対戦する。北朝鮮は昨年のマレーシア大会決勝で中国に敗れて準優勝に終えていたが、同年にロシアで行われたFIFA U-20女子世界選手権の決勝では同じ中国を相手に見事にリベンジを果たし、世界の頂点に立っていた。 日本は韓国と同日に行われる準決勝のもう1試合で対戦する。 北朝鮮の2点目と3点目は同じような右サイド高い位置のフリーキックからの得点で、チェ・クァンソク監督のチームのヘディングの強さを反映したものだった。 小雨の降る肌寒い気候の中での試合、両チームともすでに準決勝にコマを進めることは決まっていたものの、序盤からハイペースでの展開となった。 最初のシュートチャンスは北朝鮮、4分にディフェンシブMFのリョム・スンオクがスリッピーなピッチを活用したミドルシュートを放ったが、日本GK菅原未紗がブロック。その8分後には日本も永里亜紗乃の右CKに合わせて中央から熊谷紗希がゴールを狙うも、ゆるいシュートは北朝鮮GKキム・ウンジュがストップ。 16分、北朝鮮ペナルティエリア内に左からボールを持ち込んだ日本の與山このみがドリブルで北朝鮮ディフェンスを抜いて強烈な右足でのシュートを突き刺し、最初にスコアシートに得点を刻んだ。 そのわずか6分後にも日本は中盤の底の宇津木留美が強烈なミドルシュートを放ったが、北朝鮮GKキムが懸命にはじき、ボールはクロスバーに当たって日本が追加点を奪うことは出来なかった。 しかしその3分後、日本ディフェンダーの間をダイアゴナルに走りこんだ北朝鮮キャプテンのラ・ウンシムが味方ディフェンダーからのロングパスを中盤の選手のヘディングで経由して前線で受け、そのままドリブルして日本ゴール左サイドからシュート。日本GK菅原の手を掠めたボールは右サイドのゴールポストに当たって跳ね返り、このこぼれ球を拾ったチャ・フナムが同点となるゴールを押し込んだ。 1-1のまま迎えた後半、ハーフタイムに交替出場した日本のストライカー中出ひかりがホイッスルから11分後にシュートを放ったが、惜しくもこのボールはゴールのわずか外。 62分、ハーフウェイライン近くの右サイドで北朝鮮が得たFK、サイドバックのリ・クムフイが長いボールを日本ゴール前に入れた。中央で混戦となった後、こぼれ球を拾った北朝鮮キャプテンのラ・ウンシムがドリブルで右サイドに抜け出して右足で蹴りこみ、北朝鮮が逆転に成功。 その8分後にも同じような状況から、今度は日本ゴール前で北朝鮮のFWリ・ジョンシムがヘディングシュートで日本を突き放す3点目を決めた。 日本はその後も積極的にゴールを狙っていったものの、決定的なチャンスは作れずに北朝鮮の前に敗れ去った。 北朝鮮のチェ・クァンソク監督は「今日は特に技術的な面で日本のチームから多くを学んだ。しかし、おそらく我々のほうが勝とうとする意欲が高かったことが、この結果につながったのだろう。」と語った。 一方、日本の佐々木則夫監督は、この敗戦にも頭を下げる必要はないと強調し、「この試合でのパフォーマンスはよかった。後半2点を失ったが、いずれもセットプレーからの失点だったので、これについては心配していない。」と述べた。 「今から我々は次の試合に集中する。」
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