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重慶:16日に重慶オリンピックスポーツセンタースタジアムで行われたAFC U-19女子選手権決勝戦、北朝鮮が日本を1-0で下して優勝。 22分にキャプテンのラ・ウンシムが決めたゴールを守りきって、5000人以上の観衆が見守る中での試合で北朝鮮が勝利を収め、今年3月に行われたAFC U-16女子選手権に続いてアジアで2つ目の年齢別カテゴリーの女王となった。 2002年大会と2004年大会ではベスト4で敗退、さらに前回のマレーシア大会では決勝に進みながらも中国に唯一のゴールで敗れて優勝を逃していた北朝鮮だったが、チェ・クァンソク監督率いるチームは2002年のチャンピオンを圧倒し、昨年のU-20世界チャンピオンの名に恥じない貫禄を見せての勝利を収め、この年代で初のタイトルを勝ち取った。 グループリーグ最終戦では雨中の対戦でフィジカルに勝る北朝鮮が日本を圧倒し、3-1で勝利を収めていたが、決勝戦は曇り空の中、前回よりはかなり良いピッチ状態で試合を迎えた。 両チームとも決勝戦にふさわしい積極的な試合を序盤から展開、4分にいきなりチャンスをつかんだのは日本だった。 中盤の守備の要、宇津木瑠美が試みたミドルシュートは北朝鮮プレーヤーに当たってコースが変わり、絶妙の位置にとんだものの、北朝鮮クロスバーに跳ね返され、先制ゴールとはならなかった。 その後、北朝鮮が徐々にリズムを上げ、日本が押し込まれる場面が増えてきた。 試合が動いたのは23分、北朝鮮が得た右CK、中央に入ったボールが日本ゴール前で混戦となり、こぼれたボールが北朝鮮キャプテンのラ・ウンシムの足元へ。これを右足で蹴りこんだラのシュートを日本GK菅原美紗が一瞬止めたかに見えたが、わきの下をすり抜けてボールはゴールに吸い込まれ、北朝鮮が先制点を奪った。 その後も北朝鮮が優勢に試合を進めたが、日本も必死の守りで追加点を許さず、ハーフタイムを迎えた。 後半、日本がいきなりチャンスを迎えた。49分、左サイドのストライカー、後藤未知がこぼれ球を拾って果敢にドリブルで北朝鮮ペナルティエリア内から放ったシュートが決まったかと思われたが、ファーサイドのポストに跳ね返る不運。 1点のビハインドを取り返そうと、日本がその後も積極的に北朝鮮陣内に何度も攻め込んだものの、北朝鮮がGKキム・ウンジュやDFパク・ククフイ、パン・ミョンらの必死の守りによってことごとく日本の攻撃を退け、キャプテンのラの挙げたゴールを守りきっての勝利を収めた。 「強力なライバルを前に、選手たちはよくプレーしてくれた。この大会への準備はあまり長いものではなかったものの、アジアで1位が取れたことはとても嬉しい。」と2006年にAFC年間最優秀監督に輝いていたチェ監督は語った。 大会MVPと得点王の個人賞を独占した優勝チームのキャプテン、ラ・ウンシムは「この2つの個人賞は、私が個人で勝ち取れたものではなく、チームメイト全員への賞だと思っている。彼女たちの協力なしに、この賞は獲得できなかった。」とチームメイトへの感謝を語った。 大会通算4得点はラと、韓国のジュン・へインの2名がいたが、アシスト数を考慮してラがこの賞に輝いた。 「(ディフェンディングチャンピオンとしての)プレッシャーはないが、このチームのプレーヤーたちはまだ技術面が足りないので、これをトレーニングしつつ、来年の世界大会でもチャンピオンチームとなりたい。」とチェ監督は来年に向けての抱負を語った。 日本の佐々木則夫監督は「立ち上がりは良いスタートが切れたが、北朝鮮の持ち前のパワーの前に自分たちでボールを動かすことが出来なかった。後半は前半より我々のやろうとしたサッカーが出来たと思うが、北朝鮮のゴールの壁が厚かった。」と語った。 今大会については「アジアのトップと戦うには攻守にわたって甘えが許されないということを、選手たちが肌で感じることが出来たのは良い経験となった。」とし、来年の世界大会に向けて今大会での課題を修正し、さらに力を上げていきたいとした。 AFC U-19女子選手権大会結果 1位:朝鮮民主主義人民共和国 2位:日本 3位:中国 4位:韓国 (上位3チームは来年チリで開催されるFIFA U-20女子ワールドカップにアジア代表として出場) 大会最優秀選手:ラ・ウンシム(朝鮮民主主義人民共和国) 大会得点王:ラ・ウンシム(朝鮮民主主義人民共和国) フェアプレー賞:日本
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