|
ジャカルタ: AFCアジアカップ決勝戦で唯一のゴールを挙げているユーンス・M.カリフはサウジアラビアを破り、イラクを初の大陸王者へと導いたブラジル人監督ヴィエイラ・ジョルバンを称賛した。 ヴィエイラ監督は7月7日にバンコクで行われた開幕戦のたった6週間前にイラク代表監督に就任している。だがその3週間後にはユーンスが決勝戦で唯一のゴールを挙げ、アジアカップトロフィーはバグダッドへと向かっている。 「ヴィエイラ監督の下でプレーが出来た事は光栄であり、神に感謝したい」と今大会の得点王の一人となったアル・ガラファFWは述べた。「この大会で我々は素晴らしい経験をした。」 「私がカタールからヨルダンに移動したときには、ヴィエイラ監督が大会制覇のための特別なプログラムを用意している所を見ている。それを見て非常に驚いた。我々がその様な目標を達成出来るとは思っていなかった。」 「監督が代わってから2ヶ月しか経たないのにその様な目標を達成できる訳がないと思っていたので我々は真剣に受け止めていなかった。」 「イラクサッカー協会との契約が終わってしまうが、ヴィエイラ監督に感謝したい。」 準決勝の韓国戦に勝利した後にイラクでは自動車が爆発するテロが2度も起き、50人ものイラクファンが亡くなっている。イラクが優勝した事により国は確実に回復を見せている。しかし、ヴィエイラ監督は契約を更新しない事を明かした。 亡くなった人々に捧げるため、イラクのコーチ陣、そして選手全員が腕に腕章を付けていた。ユーンスはフィールドに立っている時にはテロ犠牲者の事が頭から離れなかった事を強調した。 「韓国との準決勝の後に、バグダッドの郊外にあるモスルという場所で爆発があった」と彼は言った。 「我々の勝利を祝っていたファンの50人以上が殺された。ある犠牲者の母親が倒れたわが子を前にして涙をこらえながらこう言った:“息子の死をイラク代表チームの勝利に捧げたい。”我々は絶対に勝たなければならなかった。」
|